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2. リリースノート

以下の一覧は、Ansible Tower 3.1.4 に対する追加、変更および修正の概要を示しています。

2.1. Ansible Tower バージョン 3.1.4

  • API 構造のミラーリングの強化に向けて、ロギング統合のための job_events ペイロードを更新。
  • プロキシーサーバーサポートのセットアップ時に特定のロードバランサーとホストを許可するための既知のプロキシーの設定機能を追加。
  • データベース復元 Playbook ロールにより復元前に Postgres サービスが停止する可能性があるという問題を修正。
  • 同時実行ジョブの複数の起動時のデッドロックを修正。

2.2. Ansible Tower バージョン 3.1.3

  • Ansible Tower のスペイン語翻訳を追加
  • survery パスワードが特定の長さにデフォルト設定されていることが原因でジョブが起動できなかった問題を修正
  • 長いジョブランの結果を省略すると空の行が過剰に発生する点を修正
  • 同じプロジェクトから並行して異なるジョブ 2 つを実行するとエラーが発生するという問題を修正
  • Splunk HTTP イベントコレクターが job_event データを送信しないという問題を修正
  • メール通知により extra_vars のプレーンテキストで survey のパスワード値を送信する問題を修正
  • 特定モジュールからのジョブ出力の処理に関する修正
  • 多項選択式の Survery の質問 (単一選択) に「必須」と選択した場合にデフォルトの変更ができないという問題を修正
  • 追加の変数を求めるように設定したプロビジョニングコールバックによりエラーが返されるという問題を修正
  • 基本ライセンスの使用時にチームのパーミッションを変更するとエラーが返されるという問題を修正
  • データベースに値を追加すると Tower へのアクセスが完全になくなるという LDAP 設定の問題を修正
  • データベースの復元に失敗するという問題を修正
  • ファイアウォールがインストールされていない場合に設定が失敗する可能性があるという問題を修正
  • Insights プロジェクトが原因でプロジェクトの同期が失敗するという問題を修正
  • クラスターノード全体への Tower 設定の適用に関する問題を修正
  • ホストされた Splunk ロギングの SSL 証明書確認を無効にする機能を追加
  • ad_hoc コマンドで extra_vars を渡すことができるように Ansible Tower を向上
  • Ansible 2.3 からのファクトの出力を処理できるように Ansible Tower を更新

2.3. Ansible Tower バージョン 3.1.2

  • サーバー、UI、設定パッケージのサブパッケージを追加
  • Red Hat Insights プロジェクトタイプのサポートを追加
  • rabbitmq_host 経由で RabbitMQ 設定に使用するホスト記述子を明示的に指定するサポートを追加
  • ジョブ詳細画面の検索を調節して Tower 全体での動作を一致
  • 非同期にロギングするように Tower のロギングを調節
  • マイナーな各種 UI のバグを修正
  • ジョブイベント間の task_args のもれを引き起こしていたコールバックのバグを修正
  • ジョブが降順の ID 別に分類できないという問題を修正
  • Splunk との連携時にログアグリゲーターのタイプが Splunk ではなく Logstash と表示される問題を修正
  • インベントリーに 2 つのグループがある場合に (VMware スクリプトを使用するものと、カスタムスクリプトを使用するもの) カスタムスクリプトグループの`sync` をクリックすると同期アイコンが誤ったインベントリーの同期にリンクされる可能性があるという問題を修正
  • survey でテキストエリアタイプのフィールドに複数行のテキストを入力できないという問題を修正
  • ワークフローに管理者アクセスがあるが組織レベルの管理者ではないユーザーがワークフローからジョブテンプレートを追加/削除できないという問題を修正
  • survey の回答に多項選択が含まれているジョブテンプレートで、複数選択する必要がある場合にジョブテンプレートが空の配列で実行されるという問題を修正
  • 最小長 > 0 のテキストまたはテキスト領域で何も入力されなかった場合に survey が null ではなく空の変数として渡されるという問題を修正
  • Splunk サーバーが応答しないまたは利用できない場合に Tower ジョブがハングし、実行されないという問題を修正
  • プロジェクトに管理者レベルのパーミッションがあるユーザーがプロジェクトの詳細を変更できないという問題を修正
  • 文字列の最初または最後の文字または単語が似ている文字列を選択した場合に、(正しい値が起動時に extra-vars に渡されるにもかかわらず) 類似の文字列で短い方がユーザーの選択肢としてレンダリングされるという多項選択式の survey の問題を修正
  • ユーザー名の指定時における git プロジェクトの更新に関する問題を修正
  • Mercurial プロジェクトの更新からのジョブテンプレートが実行に失敗するという問題を修正
  • curl を使用して extra_vars がコールバックで API に渡される場合にプロビジョニングコールバックが「400」の応答で失敗するという問題を修正
  • rabbitmq ユーザーを正常に作成した後にインストーラーを再度実行するとインストールプログラムが機能しないという問題を修正
  • Windows 2012R2 ホストを対象とする場合に Windows パッケージのスキャンジョブが失敗するという問題を修正
  • ワークフローテンプレートへの管理者アクセスのあるユーザーがワークフローを修正できないという問題を修正
  • キャンセルしたジョブの出力に対して警告が誤って表示されるという問題を修正
  • Mercurial プロジェクトの改訂が正しくプロジェクトに読み込まれないという問題を修正
  • クラスターに rabbitmq_user を適用すると Tower のアップグレードに失敗するという問題を修正
  • Project SCM URL の特定の文字が原因で更新が失敗するという問題を修正
  • スクリプトに追加された改行が省略されないようにカスタムインベントリーのスクリプトサポートを向上
  • Tower が以前の Red Hat Enterprise Linux 7 リリースにインストールできるように SElinux ポリシーの依存関係を緩和
  • プロビジョニングコールバックが選択された場合にホストの設定キーが必須とマークされるように Ansible Tower を更新
  • PostgreSQL サーバーがデータベースをホストしない Tower ノードにインストールされないように Ansible Tower を更新
  • Tower により UI のアドホックコマンドに extra_vars が表示されるように Ansible Tower を更新

2.4. Ansible Tower Version 3.1.1

  • インストール前にパスワードの事前チェック、3.1.0 以前の active/passive (HA) インベントリーセットアップを行う機能を追加
  • クラスター化された Tower のデプロイメント設定を実行時に、リアルタイムのジョブインベントデータがチャネル層に流れないことがあるという問題を修正
  • 無効な検索用語が入力された場合にエラーのダイアログがそのまま表示され続けるという検索の問題を修正
  • 「失敗」のみが選択されている場合に通知が送信されないという Slack の通知の問題を修正
  • Tower のログアウトボタンを使用してログアウトするとその後にログインしようとしても失敗するという問題を修正
  • ロギングが有効化されている場合に、ロギング UUID の設定がないと起動エラーが発生してシステムが応答しなくなるという問題を修正

2.5. Ansible Tower Version 3.1.0

  • Tower の設定ファイルからではなく、Towe ユーザーインターフェース (および Tower API) から直接 Ansible Tower の大半の機能を設定するサポートを追加
  • クラスターの「スケールアウト」サポートを追加し、以前の Tower リリースからで使用していた HA/冗長のメソッドを置き換え
  • ワークフロー (ジョブテンプレートが順番に実行されるようなチェーン) のサポートを追加
  • さまざまなロギングサービス (Elastic、Splunk、Sumologic、Loggly、一般の REST エンドポイント) にイベントやログメッセージを送信するサポートを追加
  • GitHub のような「key:value」検索をサポートする新しい Tower の検索機能を追加
  • Ubuntu 16.04 のサポートを追加
  • ジョブのランタイムにプロジェクトがチェックアウトされるという新しいプロジェクト同期アーキテクチャーへのサポートを追加
  • ジョブ実行にタイムアウトを設定するサポートを追加
  • 国際化およびローカリゼーション (フランス語および日本語) のサポートを追加
  • 複数のプレイブックワークフローのサポートを追加
  • Tower 管理設定用に /api/v1/settings を追加。これは Tower 内の設定 UI と同じです。
  • Windows スキャンジョブのサポートを追加
  • 使用する SCM リビジョンがジョブに保存されるようにサポートを追加
  • オブジェクトを幅広く検索する``__search`` フィルターフィールドを表示する API エンドポイントのサポートを追加
  • システムジョブが /api/v1/unified_jobs に表示されるようにするためのサポートを追加
  • 新規の Ansible vmware_inventory スクリプトのサポートを追加
  • すぐに生成、キャッシュできるジョブの標準出力のダウンロードのサポートを追加
  • 特定のジョブタイプが表示されるように /api/v1/inventory_updates および /api/v1/project_updates のサポートを追加
  • API コンシューマーが参照アクションをオブジェクトに対して実行できるかどうかを知ることができるようにさまざまな場所に user_capabilities API 要素のサポートを追加
  • ワークフローの各ジョブ実行間でデータを永続化するワークフロージョブの set_stats へのサポートを追加。Ansible Core にもサポートを追加
  • ansible_hostansible_ssh_host を解決できるように Tower のコールバックのサポートを追加
  • POST の ansible_ 変数をフィルタリングするように Tower コールバックのサポートを追加
  • 機能しないジョブディテクターにより失敗とマークされたジョブについて通知が送信されるように通知のサポートを追加
  • サポートされる EC2 リージョン一覧に eu-west-2 および ca-central-1 を追加
  • 標準出力のダウンロード時の format=ansi_download のサポートを追加
  • Rackspace インベントリーのサポートを非推奨化
  • 手動プロジェクトが起動/更新されるという問題を修正
  • Unicode のさまざまな問題を修正
  • 自己署名証明書の値に関連するさまざまな問題を修正
  • $encrypted の変数が以前は表示されなかったが表示されるようにジョブを修正
  • ジョブおよびジョブテンプレート一覧の表示パフォーマンスを向上
  • アップグレード時に削除されるように Tower virtualenv を向上
  • さまざまな iptables/firewalld 設定にも対応するように設定用 Playbook を向上
  • 全体的なパフォーマンスが向上されるように PostgreSQL インストールを最適化
  • アップグレード/インストールを高速化するために統合を通してデータベースの移行を向上
  • Web サーバー設定のハード化を向上 (SSL、HSTS)
  • 依存関係のあるサービス間の通信チャネルとして使用していた ZeroMQ および Redis を削除して RabbitMQ を導入
  • /api/v1/jobs/n/job_plays および /api/v1/jobs/n/job_tasks を削除
  • プロセスを分割できるように proot を削除して bubblewrap を導入
  • /api/v1/jobs/ エンドポイントで POST 要求できる機能を削除
  • has_schedules は生成されていなかったため、さまざまなエンドポイントから削除
  • Red Hat Enterprise Linux 6/CentOS 6 および Ubuntu 12.04 のサポートを削除
  • survey の質問のデフォルト値が空の場合は空の文字列を値として渡すように survey を更新
  • デフォルト値が空の質問が含まれる既存の survey が追加の変数として空の文字列を渡すように survey を更新
  • socker.io から django チャネルに移動して通常の Web サービスと合わせてポート 443/80 でサービスが提供されるように Websocket を更新。ポート 8080 は必要なくなりました。
  • ジョブイベントにより駆動され、クリック可能なコンテキストが含まれるようにジョブ結果を更新
  • デフォルトでシステムのタイムゾーンを使用するように Tower を更新
  • Ansible 向けの Tower の要件を更新 (Tower は Ansible 2.1 以降を必要とします)
  • Ansible のインベントリープラグインを最新バージョンに更新
  • Apache から NGINX へ Web サーバーを更新
  • データベースに保存する際に暗号化されるように survey パスワードを更新
  • request_tower_configuration.sh を更新

旧版のリリースノートおよびその他の参照資料については、『Ansible Tower Release Notes』を参照してください。