Ansible Tower には admin utility script ansible-tower-service
が同梱されるようになり、完全な Tower インフラストラクチャー (データベースやメッセージキューのコンポーネントを含む) を start
、stop
、restart
できるようになりました。サービススクリプトは /usr/bin/ansible-tower-service
にあり、以下のように呼び出すことができます。
root@localhost:~$ ansible-tower-service restart
また、ディストリビューション固有のサービス管理コマンドでも呼び出すことができます。通常、ディストリビューションパッケージで、場合によっては init スクリプトとして、サービスの管理用に同様のスクリプトが提供されます。詳しい情報は、ディストリビューション固有のサービス管理システムを参照してください。
注釈
「 OpenShift 」でコンテナー化された Tower を実行する場合には、ansible-tower-service
スクリプトは使用しないでください。代わりに、OpenShift を使用して Pod を再起動してください。
注釈
バージョン 2.2.0 以降の Ansible Tower は、管理ユーティリティースクリプトが好まれるようになり、init スクリプトが使用されなくなってきています。以前のバージョンの Ansible Tower は、標準の ansible-tower
init スクリプトに同梱されており、完全な Tower インフラストラクチャーの start
、stop
、query
に使用することができます。/etc/init.d/ansible-tower script
のサービスコマンドで呼び出すことができます。Ansible Tower のバージョン 2.2.0 以降を使用する場合は、新しい管理ユーティリティースクリプト ansible-tower-service
を使用する必要があります。