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4. ライセンスのインポート

Tower を実行するには、有効なライセンスが必要です。

Red Hat Ansible Automation Platform サブスクリプションをお持ちの場合 は、Tower を起動するときに Red Hat の顧客認証情報を使用してサブスクリプション情報にアクセスします (以下の手順を参照)。

Red Hat Ansible Automation Platformサブスクリプションをお持ちでない場合 は、トライアル用サブスクリプションとライセンスをリクエストできます (here)。

切断された環境では、サブスクリプションサービスにアクセスしてサブスクリプションを確認できないため、ライセンスをインポートできません。推奨される回避策としては、[1] プロキシサーバー経由でインターネットに接続する、[2] Red Hat カスタマーサービスに連絡して、電子メールで送信されるライセンスを要求するなどがあります。

受け取ったライセンスに問題がある場合は、セールスアカウントマネージャーまたはRed Hatカスタマーサービス (https://access.redhat.com/support/contact/customerService/) までご連絡ください。

no license

Tower を初めて起動すると、ライセンス画面が自動的に表示されます。Red Hat の認証情報 (ユーザー名およびパスワード) を使用してサブスクリプションを取得してインポートするか、Red Hat から受け取ったライセンスキーをインポートします。

  1. Red Hat の顧客認証情報 (ユーザー名およびパスワード) を入力します。または、ライセンスファイルがある場合は、参照ボタンをクリックし、ライセンスファイルが保存されている場所に移動してアップロードします。アップロードされるライセンスは、プレーンテキストファイルまたは JSON ファイルで、適切に形式設定された JSONコードが含まれている必要があります。

  2. 認証情報を入力したら、ライセンスの取得 をクリックします。

  3. 認証情報 (またはライセンス) が認識され、RHEL 7 以降を使用している場合は、Red Hat サブスクリプションのプロンプトが表示されます。実行するサブスクリプションを選択します (以下の例にはサブスクリプションが 1 つしかありません)。更新した場合は、期間外にログインして新しいサブスクリプションを取得できます。

_images/license-password-entered.png

RHEL 以外のサブスクリプションをお持ちの場合は、ライセンスファイルをアップロードした後、使用許諾契約書 を確認して続行します。

  1. ライセンス画面の下半分には、アナリティクスデータが収集されています。Red Hat ではこのデータを使用して、ユーザーエクスペリエンスを大きく高めることで、製品の向上を図ります。データ収集の詳細は、「ユーザビリティーアナリティクスおよびデータ収集」を参照してください。このオプションはデフォルトでチェックが付いていますが、以下のいずれかでオプトアウトできます。

  • ユーザーアナリティクス: Tower ユーザーインターフェースからデータを収集します。

  • 自動化アナリティクス: Ansible Tower を使用した自動化に関する概要アナリティクスを提供します。これを使用することで、傾向や、Tower の異常を特定しやすくなります。Automation Analytics アナリティクスを選択して上記の効果を受けるには、Ansible Tower を Red Hat Enterprise Linux で実行する 必要があります。「自動化アナリティクス」セクションの説明を参照してください。

注釈

現時点では、Ansible Tower が OpenShift Container Platform で稼働している場合には Automation Insights はサポートされません。「ユーザビリティーアナリティクスおよびデータ収集」セクションの記載通りに、アナリティクスデータの収集に関する設定は、いつでも変更できます。

  1. 追跡とアナリティクスの設定を指定した後に、送信 をクリックします。

ライセンスが承認されると、Tower は一時的にライセンス画面を表示し、Ansible Tower インターフェースのダッシュボードに移動します (画面の左上にある Ansible Tower のロゴをクリックしてもアクセスできます)。

license accepted

後で参照する場合は、左にあるナビゲーションバーから設定 (settings) アイコンをクリックしてライセンス設定に戻り、設定画面の License タブを選択できます。

4.1. Tower ライセンスの手動での追加

ロックダウンされた環境によりファイルのアップロードが許可されない場合には、Tower の API を使用して Ansible Tower ライセンスを手動で追加できます。

注釈

ライセンスを問題なく追加するには、スーパーユーザーとしてログオンしている必要があります。そうでない場合、操作は失敗します。API よりライセンスを適用する方法については、ここに説明されている手順のみを使用してください。ライセンスをファイルに入れず、Ansible Tower インストールのライセンスディレクトリーに手動で配置します。これを実行する機能はバージョン 3.1.0 では非推奨にされています。

ライセンスファイルを手動で追加するには、以下を実行します。

  1. Tower の REST API の /api/v2/config/ エンドポイントで、POST テキストのエントリーボックスまでスクロールダウンします。

  2. 以下をサンプルとして使用し、Ansible から直接受信した有効なライセンスを POST ボックスに追加します。

    {"eula_accepted" : "true",
       "subscription_name": "Enterprise Tower up to 100000 Nodes",
       "features": {},
       "instance_count": 100000,
       "trial": false,
       "contact_email": "[email protected]",
       "company_name": "Dr. Maddux Golden",
       "license_type": "enterprise",
       "contact_name": "Dr. Maddux Golden",
       "license_date": 0000000000,
       "license_key": "xxx111xx111xxx1x1x1x1x1x11x1xxxx1x1xx1x1xx1x1x1x1xxx111xx1x1xx1x"
    
    }
    
  3. 終了したら、POST ボタンをクリックしてライセンスを確認します。