Automation controller は、コンテナテクノロジーを使用して、ジョブを相互に分離します。デフォルトでは、現在のプロジェクトのみがジョブテンプレートを実行しているコンテナに公開されます。
追加のディレクトリーを公開するには、Playbook の実行をカスタマイズする必要がある場合があります。ジョブ分離の使用法を微調整するために、設定できる特定の変数があります。
デフォルトでは、automation controller はシステムの tmp
ディレクトリー (デフォルトは /tmp
) をステージング領域として使用します。これは、ジョブ設定画面の Job Execution Path (ジョブの実行パス) フィールドから、または /api/v2/settings/jobs
の REST API で以下を変更できます。
AWX_ISOLATION_BASE_PATH = "/opt/tmp"
ホストから Playbook が実行するコンテナーに具体的に公開する必要のある追加のディレクトリーがある場合は、ジョブ設定画面の Paths to Expose to Isolated Jobs (分離されたジョブに公開するパス) フィールド、または /api/v2/settings/jobs
のREST API で指定できます。
AWX_ISOLATION_SHOW_PATHS = ['/list/of/', '/paths']
注釈
Playbook が
/var/lib/awx/.ssh
で定義した鍵や設定を使用する必要がある場合には、このファイルを主要ファイルとして、AWX_ISOLATION_SHOW_PATHS
に追加してください。上記のフィールドは、ジョブ設定ウィンドウで確認できます。