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19. 分離機能および変数

Automation controller は、コンテナテクノロジーを使用して、ジョブを相互に分離します。デフォルトでは、現在のプロジェクトのみがジョブテンプレートを実行しているコンテナに公開されます。

追加のディレクトリーを公開するには、Playbook の実行をカスタマイズする必要がある場合があります。ジョブ分離の使用法を微調整するために、設定できる特定の変数があります。

デフォルトでは、automation controller はシステムの tmp ディレクトリー (デフォルトは /tmp) をステージング領域として使用します。これは、ジョブ設定画面の Job Execution Path (ジョブの実行パス) フィールドから、または /api/v2/settings/jobs の REST API で以下を変更できます。

AWX_ISOLATION_BASE_PATH = "/opt/tmp"

ホストから Playbook が実行するコンテナーに具体的に公開する必要のある追加のディレクトリーがある場合は、ジョブ設定画面の Paths to Expose to Isolated Jobs (分離されたジョブに公開するパス) フィールド、または /api/v2/settings/jobs のREST API で指定できます。

AWX_ISOLATION_SHOW_PATHS = ['/list/of/', '/paths']

注釈

Playbook が /var/lib/awx/.ssh で定義した鍵や設定を使用する必要がある場合には、このファイルを主要ファイルとして、AWX_ISOLATION_SHOW_PATHS に追加してください。

上記のフィールドは、ジョブ設定ウィンドウで確認できます。

_images/configure-tower-jobs-isolated-jobs-fields.png