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1. Tower のライセンス、更新、サポート

Red Hat Ansible Tower ("Ansible Tower") は、ユーザーと Red Hat, Inc. ("Red Hat") の間で結ばれる年間サブスクリプション契約の一部として提供されるソフトウェア製品です。

Ansible はオープンソースのソフトウェアプロジェクトで GNU 一般公衆利用許諾契約書バージョン 3 に基づいたライセンスです。これについては https://github.com/ansible/ansible/blob/devel/COPYING の Ansible のソースコードに詳しく記載されています。

1.1. サポート

Red Hat では、有償の Red Hat Ansible Automation をご利用のお客様にサポートを提供します。

貴社で Ansible Automation のサブスクリプションを購入された場合は、https://access.redhat.com からサポートチームにお問い合わせください。ご利用中の Ansible Tower サブスクリプションのサポートレベルを詳しく理解するには、「サブスクリプションタイプ」を参照してください。Ansible Tower サブスクリプションのサポート内容の詳細は、https://access.redhat.com/support/policy/updates/ansible-tower#scope-of-coverage-4 and https://access.redhat.com/support/policy/updates/ansible-engine で「サポート範囲」を参照してください。

1.2. 試用/評価

Ansible Tower を実行するにはライセンスが必要ですが、試用版のライセンスにはコストがかかりません。

  • Red Hat Ansible Automation の試用版ライセンスは http://ansible.com/license から入手できます。

  • 試用版ライセンスや Tower ソフトウェアの評価時には、サポートはありません。

1.3. サブスクリプションタイプ

年間サブスクリプション契約をベースにさまざまなサポートレベルおよびマシン数で、Red Hat Ansible Automation は提供されます。

すべてのサブスクリプションレベルには、定期的な Ansible Tower の更新およびリリースが含まれます。

詳しい情報は、https://access.redhat.com/ または http://www.ansible.com/pricing/ から、Red Hat カスタマーポータル経由で Ansible までお問い合わせください。

1.4. ライセンスでのノードの数え方

Tower ライセンスは Ansible Tower が管理可能なノード数を定義します。通常のライセンスで「ライセンス数: 500」となっている場合は、最大管理ノード数が 500 に設定されます。

Ansible Tower は、インベントリーのノード数をもとに管理ノードをカウントします。Ansible Tower のインベントリーで管理されているノード数が、ライセンスでサポートされている数より多い場合には、Ansible Tower でジョブを開始できなくなります。インベントリーを動的に同期することで、Ansible Tower の管理ノード数が、ライセンスに指定されている数を超える場合には、動的なインベントリーの同期に失敗します。

管理ノードのライセンス要件に関する詳細は、https://access.redhat.com/articles/3331481 を参照してください。

1.5. Tower コンポーネントライセンス

Ansible Tower に同梱のコンポーネントに関するライセンス情報については、/usr/share/doc/ansible-tower-<version>/README を参照してください。<version> は、インストールした Ansible Tower のバージョンを指します。

固有のライセンスを表示するには /usr/share/doc/ansible-tower-<version>/*.txt を参照してください。* は、参照するライセンスファイル名に置き換えます。