Ansible Tower バージョン 2.4.0 では、ユーザビリティーデータを収集するために、背景で稼働する機能が Tower に追加されました。このソフトウェアは、Tower のユーザーが Tower とどのように対話しているかより深く理解して今後のリリースを増強し、ユーザーエクスペリエンスの合理化を続けていけるように導入されました。
Tower の試用版をインストールする場合または Tower を新規インストールする場合のみ、このデータ収集に参加するかどうかを選択できます。
このアナリティクスの収集への参加方法を変更する場合は、左側のナビゲーションバーの設定 ()アイコンからアクセス可能な、「Tower の設定」ユーザーインターフェースを使用して選択を解除するか、設定を変更できます。
Ansible Tower は、Tower 製品の向上に役立てるために自動的にユーザーのデータを収集します。設定メニューの ユーザーインターフェース タブで参加レベルを設定して、Tower のデータ収集方法を制御することができます。
Pendo アナリティクストラッキングの状態ドロップダウンリストから希望のデータ収集レベルを選択します。
オフ: データ収集を行いません。
匿名: お使いのユーザー固有のデータなしのデータ収集を有効化します。
詳細: お使いのユーザー固有のデータを含めたデータ収集を有効化します。
保存 をクリックして設定を適用するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。
詳細情報は、Red Hat プライバシーポリシー (https://www.redhat.com/en/about/privacy-policy) を参照してください。
ライセンスを初めてインポートする場合には、製品向上を図るためのデータ収集に関する選択肢が提示されます。この Automation アナリティクスに参加して効果を受けるには、Ansible Tower のインスタンスは、Red Hat Enterprise Linux で実行 する必要があります。
注釈
現時点では、Ansible Tower を OpenShift Container Platform で実行している場合には、Automation Insights はサポートされません。
RHEL マシンは、サブスクリプションマネージャーに登録して、サブスクライブする必要があります。insights-client
のインストールおよび登録方法は、「 Get Started with Red Hat Insights 」を参照してください。このページは、プロキシーを使用したファイアウォールの背後で insights-client
を設定する方法、複数の Ansible Playbook を使用してこのプロセスを自動化する方法を説明します。
デフォルトでは、Automation Insights データは毎日 00:00 EST (深夜) に収集されます。設定メニューの System 設定の Misc. System タブから、いつでも Automation Insights のデータ収集をオフにすることができます。
この設定は、以下のエンドポイントのいずれかで INSIGHTS_TRACKING_STATE = True
を指定し、API 経由で有効にすることも可能です。
api/v2/settings/all
api/v2/settings/system
このデータ収集から生成された Automation Insights は、Red Hat Cloud Services ポータルで確認できます。