Kubernetes および OpenShift のガイド¶
Kubernetes (K8s) および OpenShift API と対話するためのモジュールは開発中であり、プレビューモードで使用できます。このモジュールを使用するには、要件を確認し、インストールを行い、その他の手順に従います。
要件¶
モジュールを使用するには、以下が必要になります。
- ソースから Ansible を実行します。手順は、「ソースからの実行」を参照してください。
- モジュールを実行するホストに OpenShift Rest Client <https://github.com/openshift/openshift-restclient-python>_ がインストールされています。
インストールと使用¶
このページの作成時点では、個々のモジュールは Ansible リポジトリーの一部ではありませんが、ロール ansible.kubernetes-modules をインストールし、それを Playbook に含めることでアクセスできます。
インストールするには、以下を実行します。
$ ansible-galaxy install ansible.kubernetes-modules
次に、以下のように Playbook に追加します。
---
- hosts: localhost
remote_user: root
roles:
- role: ansible.kubernetes-modules
- role: hello-world
ロールは参照されるため、hello-world
はモジュールにアクセスでき、そのモジュールを使用してアプリケーションをデプロイできます。
モジュールは、ロールの library
ディレクトリーにあります。各ディレクトリーは、パラメーターの詳細なドキュメンテーションと、返されるデータ構造が含まれます。ただし、すべてのモジュールにサンプルが含まれているわけではなく、テストデータ が作成されているモジュールのみが作成されます。
API での認証¶
デフォルトで、OpenShift Rest Client は ~/.kube/config
を検索し、それが存在する場合は、アクティブなコンテキストを使用して接続します。context
パラメーターを使用すると、kubeconfig
パラメーターおよびコンテキストを使用してファイルの場所を上書きできます。
基本認証は、username
オプションおよび password
オプションを使用してもサポートされます。host
パラメーターを使用して URL を上書きできます。証明書認証は、ssl_ca_cert
パラメーター、cert_file
パラメーター、および key_file
パラメーターで機能し、トークン認証には api_key
パラメーターを使用します。
SSL 証明書の検証を無効にするには、verify_ssl
を false に設定します。
問題の報告¶
バグが見つかった場合や、個々のモジュールまたはロールに関する提案をお寄せいただける場合は、OpenShift Rest Client issues で問題を報告してください。
また、Ansible リポジトリーに含まれる k8s_common.py ユーティリティーモジュールもあります。バグが見つかった場合や製品に関する提案をお寄せいただける場合は、Ansible issues で問題を報告してください。