Ansible Tower バージョン 2.4.0 では、ユーザビリティーデータを収集するために、背景で稼働する機能が Tower に追加されました。このソフトウェアは、Tower のユーザーが Tower とどのように対話しているかより深く理解して今後のリリースを増強し、ユーザーエクスペリエンスの合理化を続けていけるように導入されました。
Tower の試用版をインストールする場合または Tower を新規インストールする場合のみ、このデータ収集に参加するかどうかを選択できます。
このアナリティクスの収集への参加方法を変更する場合は、コマンドラインまたは Tower ユーザーインターフェースを使用して設定を変更するか、選択を解除することができます。ユーザーインターフェースの説明については『 Ansible Tower Administration Guide』を参照してください。
コマンドラインを使用して選択の解除を行うには /etc/tower/
ディレクトリーに移動して``settings.py``に以下を設定します。
PENDO_TRACKING_STATE = 'off'
これを設定すると、ansible-tower-service restart
コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。
データ収集を再度有効にするには /etc/tower/
ディレクトリーに移動して ``settings.py``に以下を設定します。
PENDO_TRACKING_STATE = 'detailed'
これを設定すると、ansible-tower-service restart
コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。
独自のユーザーデータなしのデータ収集を有効化するには /etc/tower/
ディレクトリーに移動して以下を ``settings.py``に設定します。
PENDO_TRACKING_STATE = 'anonymous'
これを設定すると、ansible-tower-service restart
コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。