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23. ユーザビリティーアナリティクスおよびデータ収集

Ansible Tower バージョン 2.4.0 では、ユーザビリティーデータを収集するために、背景で稼働する機能が Tower に追加されました。このソフトウェアは、Tower のユーザーが Tower とどのように対話しているかより深く理解して今後のリリースを増強し、ユーザーエクスペリエンスの合理化を続けていけるように導入されました。

Tower の試用版をインストールする場合または Tower を新規インストールする場合のみ、このデータ収集に参加するかどうかを選択できます。

このアナリティクスの収集への参加方法を変更する場合は、コマンドラインまたは Tower ユーザーインターフェースを使用して設定を変更するか、選択を解除することができます。ユーザーインターフェースの説明については『 Ansible Tower Administration Guide』を参照してください。

コマンドラインを使用して選択の解除を行うには /etc/tower/ ディレクトリーに移動して``settings.py``に以下を設定します。

PENDO_TRACKING_STATE = 'off'

これを設定すると、ansible-tower-service restart コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。

データ収集を再度有効にするには /etc/tower/ ディレクトリーに移動して ``settings.py``に以下を設定します。

PENDO_TRACKING_STATE = 'detailed'

これを設定すると、ansible-tower-service restart コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。

独自のユーザーデータなしのデータ収集を有効化するには /etc/tower/ ディレクトリーに移動して以下を ``settings.py``に設定します。

PENDO_TRACKING_STATE = 'anonymous'

これを設定すると、ansible-tower-service restart コマンドを使用して Tower を再起動し、再認証してからブラウザーのセッションを強制的に再度読み込む必要があります。